「耳読(みみどく)」という言葉をご存じでしょうか?
これは、オーディオブックを使って耳で本を「読む」スタイルのこと。目を使わずに、耳で聴くことで、両手が空いている状態でも読書が可能になる、現代的な読書法です。
私がこの耳読を取り入れてから、人生の質が大きく変わりました。特におすすめしたいのが、散歩との組み合わせです。つまり、「耳読×散歩」。
本記事では、この“最強の習慣”がどのように私の生活を豊かにしてくれたのかを、体験を交えてたっぷりと紹介します。
移動中も、待ち時間も「学びの時間」に変わる
現代の私たちは、何かと「待つ時間」が多いものです。通勤電車を待つ、信号を待つ、エレベーターを待つ、病院の順番を待つ…。こうしたスキマ時間は、普通ならスマホを何気なくいじって終わりがちです。
でも耳読があれば、こうした時間が「読書時間」になります。
たとえば、駅のホームで電車を待っている間に5分本を聴く。それだけでも一日の学びに差が出ます。「今日は時間がなかったから読書できなかった」という日がゼロになります。
しかも、目が疲れません。両手も空いています。子育てや通勤で忙しい人でも、耳さえ空いていれば本が読める。これは革命的です。
散歩×耳読で、脳が活性化し記憶にも残る
「歩くことは脳に良い」というのは、すでに多くの研究で証明されています。スタンフォード大学の実験では、歩くことで創造性が最大60%も向上したという結果も出ています。
私が特に実感しているのは、歩きながら耳読すると、内容が驚くほど頭に残るということです。
ある日、『営業の魔法』という本を聴いていたとき、「お客さんの“買う理由”を見つけられれば、売れるのは当たり前」という言葉が、朝の川沿いの風景とともに深く記憶に残りました。まるで自分の体験のように、仕事での実践にもすぐに活かせました。
散歩中は脳が活性化しているからか、耳から入る情報もスムーズに吸収されます。しかも、歩くというリズム運動が、記憶の定着をさらに促進してくれるのです。
感情も整う、メンタルケアとしての耳読
朝、なんとなく気が重い日。仕事でうまくいかなかった日。人間関係で疲れているとき。
そんなときにおすすめなのが、「癒し系の耳読」です。
たとえば、『反応しない練習』を散歩しながら聴いていると、「あ、無理に感情を抑えなくてもいいんだ」「自分を責めなくてもいいんだ」と、自然と心がほどけていく感覚があります。
また『エッセンシャル思考』を聴けば、今の自分の選択に迷いがあっても、「より少なく、しかしより良く」を目指せばいいと背中を押されます。
耳読はただの読書ではなく、感情のセルフケアにもなる。これが私の実感です。
電車が遅れても「読書できる」から全然イヤじゃない
以前の私なら、電車が遅れるとイライラしていました。「予定が狂った」「遅刻するかも」と、無駄なストレスを溜めていたと思います。
でも今は違います。
「電車が遅れてくれてありがとう」とさえ思えるのです。
なぜなら、そのぶん耳読の時間が増えるから。
これはとても小さな変化のようで、実は人生に大きな“余裕”をもたらしてくれます。
周囲の状況に振り回されず、「今、この時間でできること」に集中できるようになる。この心のゆとりこそ、耳読がくれた最大の恩恵かもしれません。
使っているのは「Audible(オーディブル)」一択
耳読に使っているサービスは、Amazonが提供しているAudible(オーディブル)のみです。
理由はシンプルで、使いやすく、音声もクリアで、ラインナップが圧倒的に豊富だから。
- ビジネス書・自己啓発・小説など幅広く対応
- ナレーションがプロによって丁寧に読まれている
- 再生速度が自分に合わせて調整可能
- オフライン再生もできるので、散歩中の通信量も安心
さらに、月額1500円で聴き放題。1日50円で人生を変える読書ができるなら、投資としては破格だと思います。
初回30日間は無料体験ができるので、まずはお気軽に試してみてください。
耳読×散歩は、時間を“増やす”魔法
忙しい現代において、「時間がない」が口癖になっている人も多いのではないでしょうか。
でも、耳読と散歩を習慣にすると、自然と“時間が増えたように感じる”のです。
使っていなかった時間に価値が生まれ、スキマ時間が積み重なって、本が1冊読めてしまう。気がつくと、知識も心も整っていて、自分に自信が湧いてくる。
これは大げさではなく、本当に日常が変わります。
まとめ:「ちょっとした習慣」で、毎日はこんなに変わる
私自身、「耳読って本当に意味あるのかな?」と疑っていた時期もありました。
でも今では、朝の散歩と耳読が、1日の始まりを整えてくれる最強のルーティンになっています。
散歩で身体を動かしながら、耳で学び、心を整える。 忙しい毎日でも、自分を見失わないための“軸”ができるのです。
もし、「読書の時間が取れない」「最近気分が落ち込みがち」という方がいたら、ぜひ試してみてください。
明日の朝、イヤホンとスニーカーだけで、新しい世界が開けるかもしれません。
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